Jリーグジャッジリプレイを見て
今年もDAZNでは毎節Jリーグジャッジリプレイをやっていくようで先日、その第1回目が配信された。
VARの効果は絶大
4事例中3事例はVARが導入されて早速その効果が現れた事例だった。
・浦和鈴木大輔のハンド
・川崎レアンドロ・ダミアンのオフサイド
・G大阪倉田のオンサイド
ハンドはルールが変更され難しくなってきているが、OFR(オンフィールドレビュー)の映像が流れるとスタジアムの雰囲気はどうしても変わってしまうと感じた。
オフサイドかどうかについては入れ替わりなど難しい事象も多い為、特に効果が現れた。
しかしこちらはOFRが行われない為スタジアムで映像が流れない。
サポーターの中には納得出来ない人も出てくるのではないかと思っている。
新ワード「SPA」の登場
昨年までのJリーグジャッジリプレイで「DOGSO」など普段聞かないワードが出てきてとても勉強になった。
今年は新たに「SPA」というワードが使われた。
SPAとは「Stopping a Promising Attack」の略称であり「相手の大きなチャンスとなる攻撃を阻止すること」を意味する。
DOGSOの決定的な得点機会の阻止の1段階下のイメージだろう。
鈴木大輔のハンドはPA内ではあったが状況的に湘南の大きなチャンスとは言えずノーカードのジャッジとなったようだ。
悠悟にカードのジャッジは?
最後の事例に取り上げられたのが89分に悠悟がレアンドロを倒してしまった場面。
これには様々な意見が出た。
DOGSOで退場では?
SPAで警告では?
そもそもラフプレーで警告では?
私は正直どれが判定されても仕方ないと思った。
おそらく主審はプレーの方向という面でDOGSOではない、悠悟はボールにプレーする意思があったとしてSPAでもラフプレーでもないとジャッジしたという見解だった。
それよりも主審のポジショニングに説得力があるという言葉にとても納得した。
奥井のバックパスが短くなりカットされる可能性があると瞬時に判断し、ほぼセンターラインからPAすぐ前までダッシュし目の前でファールを確認した。
そのうえで上記の判定をしたのだから納得できる。
VAR側もDOGSOではないと判定したから介入しなかったと思うと、とても素晴らしいジャッジだった。
Jリーグジャッジリプレイは毎回とても詳しく説明してくれ本当に勉強になる番組だと思う。
まだ見てない方や見たことない方は是非オススメです!!