【TM】vs磐田
久しぶりの更新になるが、どんな事を書こうかと考えていたら1ヶ月経ってしまった。
Jリーグの再延期が発表され、完全非公開だったこの試合を急遽放送してくれた運営やその他関わる方に感謝したい。
3、4本目まで放送していただけたら完璧だったが。
それでもこの時期にサッカーを見れた事に感謝しなければならない。
結果が全ての静岡ダービー
1、2本目を1試合目という見方をするならば3-2での逆転勝利。
磐田キラーの後藤の2ゴールにラストプレーでの金子のループ。
普段のリーグ戦だったらゴール裏は揉みくちゃになってただろう。
TMだろうと何だろうと磐田に負けるのだけは許されない中で素晴らしい結果だった。
一方、内容は…
最近3バックにチャレンジしてるという情報はなんとなく知っていた。
試合の中で両SBが上がり、アンカーが落ちれば4バックでも同じ様な形になっていたので戸惑いはなかったと思う。
気になったのは3バックのラインコントロール。
右からソッコ、マコ、福森という並びだったがラインがバラバラで裏を取られるシーンが多く感じた。
もちろんハイラインでDFライン裏は狙われる事が多いが、3人のラインを下げるタイミングとスピード、チャレンジ&カバーがまだまだの様に見えた。
次に気になったところは左サイドのノッキング。
六平と後藤の関係性だったが、もともと中央寄りのポジションの2人なだけに少しぎこちなさも感じた。
途中から西澤が入り、少し活性化されワイドな攻撃が増えたと思う。
あとはティーラシンが孤立させられた時の使い方や使われ方。
ティーラシンへボールが入る時はいいのだが、そのコースが分断された時にティーラシンがDFラインの裏を狙う動きを続けるのか、低い位置までおりてきてボール回しに参加するのかが中途半端だと感じた。
もちろんティーラシンだけでなく使う側の問題の時もある。
2試合目は大勝
3、4本目は8-0の圧勝。
誰が出ようがTV中継がなかろうが必ず勝たなければならないと言う事をしっかり理解出来ていた2試合目だと感じた。
メンバーが替わってもやる事がチーム全員に浸透していた清水に対し、大幅にクオリティが下がった磐田。
ダービー意識の差
選手層の差
カテゴリーの差
色々あるが、チーム力の差だと感じた。
個人的総評
まだまだ課題は山積みだが、磐田相手にトータル11-2という素晴らしい結果を出しながら課題も見つけられるいいTMだったと思う。
Jリーグも5/9に再開を目指しているが、あと1ヶ月浮かれる事なく課題を修正し、怪我人は1日も早く治しチーム戦術を理解して欲しい。